妊娠・出産

計画無痛分娩 出産リポート

ちよん

未就学児2人育児中の30代ゆとり世代会社員ワーママ。 子供だけじゃなく、ちゃんと自分が幸せになる将来のための「今」を綴るブログ。旅行、ヨガ、おしゃれ、お酒、本、ランニングが好き。

こんにちは!
この記事は私の二人目の「計画無痛分娩」の出産記録になります。
計画無痛分娩のリアルな流れを知りたいという方はぜひ読んでください。



色々な方が無痛リポを書かれていますが、「無痛分娩だったのに痛かった、効かなかった」リポを目にすること多くないですか?
ドラマチックな記事は目立ちやすいので仕方ないと思いますがほとんどの割合の方が無痛分娩に成功されています。
そして普通のケースは記録にも残されにくいのです。(話題にならないと思ったらわざわざ体験談書かないよね)

妊婦さんたちが必要以上に恐れてしまって無痛選択を諦めてしまうのはもったいないなと思うので、計画無痛分娩がうまくいった2人目の出産リポを残しておきたいと思います。

無痛って結局みんな効かないの?じゃあ最初から無痛じゃないほうがいいの?と出産方法に悩まれている妊婦さんに届くと嬉しいです!
2回無通分娩で出産しておりますが、正直、無痛って最高です!


そもそも、計画無痛分娩とは

計画無痛分娩とは、あらかじめ分娩日を決めて行い、先に入院して事前に無痛処置を行う出産方法です。
出産予定日が近づくと、妊婦の健康状態や子宮口の開き具合などから医師と相談し、入院日を決めます。

多くの場合、分娩当日の朝から陣痛誘発剤を使って陣痛を起こし、途中から無痛のための処置(多くの場合、硬膜外麻酔)をして痛みをとっていきます。
メリットは、あらかじめ出産日が決められるので、立ち会いや里帰り出産などの計画が立てやすいことです。
二人目以降の出産の際には特に上の子の都合などもあるので大変ありがたいです。

デメリットといえば、赤ちゃんの誕生日が親の意思で決まってしまうことでしょうか。
無痛は麻酔医がいないとできないので、計画を取られることが多いのですが、今は計画ではなく自然に陣痛が起こったタイミングで対応してくれる病院も多いとのことです。

以下私の場合の計画無痛分娩の時系列リポートを書いていきます!

時系列での出産リポート

9:20
病院到着(出産当日から処置スタート方針の病院でした)

9:25
内診後、子宮口の開きがイマイチのため速攻グリグして子宮口を刺激される(これが一番痛かった)その後バルーン入れる処置をする(グリグリよりはマシ。一瞬で終わる)
1時間後から促進剤開始といわれる。

9:30
病院の椅子で待機、お腹の張りが急に増してくる。

9:40
個室が空いておらず(泣)分娩室で着替え、産褥ショーツ。分娩台で寝転がる。
弱めの鈍痛出てくる。お産が進むの早そうだからバルーン抜けたら麻酔と言ってもらえて安堵する。

10:15
腕に促進剤の針を入れ、テープで固定(痛くはない)する。

10:20
内診、バルーン抜けて子宮口3センチ開く。(8分おきくらいの痛み、我慢できるレベル)

11:20
麻酔処置してもらう。横向きに背中を丸くして寝転がり麻酔の管の針を入れる。
(背中に何をされているのかわからず気持ち悪い感じ。針が奥まで入る感じがあり、少し痛かった)

11:40
張りが3分おきくらい。少し痛い。先ほど刺した管から麻酔液を入れてもらう。背中がひんやりする感じ。

11:50
麻酔ちょこちょこ足してもらえてたので張りは感じるが痛みが0になる。(すごーい!)

12:20
麻酔の説明を受ける。
45分に一回、自動で麻酔が入るが、一気に子宮口開いた場合は痛む場合があるため自分で麻酔ボタンを押せるようになっている。
ただし一回ボタンを押すと15分は押せない仕組み。
麻酔が入ると進みは遅くなるので子宮口は多分3.5センチくらいで止まっていそうとのこと。

12:40
とても眠くなってくる。

12:50
内診グリグリで4センチまで広げる。麻酔の副作用で胸あたりに少し痒みと脚に若干の痺れあり。(痛みはゼロ)

13:50
張り1分間隔ぐらいだったのにうとうとしてたら開いてきた。これを繰り返すみたい。昨日しっかり寝たのに眠い。

15:00
導尿してもらう。違和感あるが痛くはない。
陣痛はいい感じだけど子宮口3センチくらいで赤ちゃんもまだ降りてないとのこと。まだかかるね〜と言われる。

15:50
内診、子宮口は3.5センチだけど中の幕が薄くなってる、破水させられるレベルとのこと。ウィダーインゼリーと抗生剤飲む。
ここから思ったよりお産が進まずただただ眠い時間がすぎる(少し寝た)

17:00
バン!という衝撃とともに破水、おしるし。子宮口も5センチに開く。

17:10
張りとともにお尻近くの膣が押される感覚がくる。子宮口8センチ。座ってあぐら姿勢になってみる。
よし、もうすぐ産みましょう!のお言葉で眠気覚める。(ついにか!)

17:50
いきむ練習始める。子宮口全開。

18:00 本格的にいきみはじめ、3回目くらいのいきみで頭、肩まで出る。力抜いていいよと言われる。

18:04
下見ててね〜!と言われる。体勢的に難しいが、下を見ると赤ちゃんの頭が見えた!
圧迫感はあるものの痛みはない。肩が出る感じがわかる。肩が出たらスムーズにドゥルン。元気な産声を上げ、娘誕生!

18:06
お腹が押され胎盤が出される。

18:08
会陰は切られずに済んだが自然に少し切れたとのことで縫合作業。引っ張られる感じが気持ち悪かった。
縫合の間、娘はカンガルーケアしてもらい、腕に抱かせてもらう。その後2時間分娩台の上で休憩。
産後すぐは気持ち悪くなったりすることがあるそうですが、私は今回は特に何もなかったです。(一人目の時は気持ち悪くて嘔吐した!)

18:10
コロナで立ち会いできなかった夫と息子とテレビ電話しながら休憩。


以上、計画無痛分娩リポでした。
二人目は早いよ!と言われていたので、するんと出てくるのかなぁと思っていましたが一人目とさほど変わらずまぁまぁ時間がかかりました。
ですが麻酔のおかげで陣痛の間も眠気と戦うくらいで、さほど苦労せずに出産の時を迎えることができました。

改めて、無痛って最高だな!!と思ったので、無痛分娩が選択できる環境にある方には是非にもお勧めしたいです。

私が無痛分娩を選択した理由、無痛分娩について思うことはこちらの記事にも書いていますのでご参考までにご覧ください。

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