マザーズリュックが流行っている方が多いからなんとなくリュックを検討している、または使っているという方が多いかもしれません。
でも、実は生活スタイルや使い勝手においては必ずしもリュックはお勧めできないとな〜と思うのです。
最初に結論を言うと、
マザーズバッグはトートバッグ＋ミニショルダーバッグ（ママの貴重品入る大きさ）の2個持ちがベストです。
なぜなら、おむつを卒業できるようになるまでは特にママのバッグは小旅行並みの容量が必要です。
必要なものが多いので、小学生の林間学校(古い？)のようにパンパンになったリュックの中から取り出したいものをピンポイントですぐに取り出すのは至難の業ですし、優雅に背中からおろしているタイムロスさえ惜しいと思える日常です。
この記事ではマザーズバッグを点々として失敗してきた私が、使用してみた中でベストオブベストのバッグを紹介します。
これからマザーズバッグを購入される方には参考になる記事かと思います。
マザーズバッグの中身
そもそも、世間のママ達はマザーズバッグに何を入れているのでしょうか？
月齢によっても変わってくるので、以下1歳までの期間で見ていきましょう。
＜生後3ヶ月頃まで＞
・除菌グッズ
・調乳セット(ミルクの場合)
・授乳ケープ（母乳の場合）
・おむつポーチ（おむつ数枚・おしりふき・おむつ替えシート・ゴミ袋）
・着替え（２セットくらい）
・ブランケット
・ガーゼ3枚以上
・母子手帳
・抱っこ紐
この頃は、おむつの量こそ多いですが、赤ちゃんは母乳ミルクがあれば生きていけるのでそれほど量は多くありません。
ガーゼは多めに持っておくと便利です！（うちの子はどこでもミルク吐いてたのでいつも大量に持ってました。）
おむつを捨てるゴミ袋が切れがちだったので多めにストックして入れておくことをお勧めします。
ゴミ袋は、ダントツでBOSの「おむつが臭わない袋」がお勧めです。長時間バッグに入れていても匂い移りがありません。
少々高めですがここはケチらないことをお勧めします。
＜生後3ヶ月〜6ヶ月頃＞
・除菌グッズ
・調乳セット(ミルクの場合)
・授乳ケープ（母乳の場合）
・おむつポーチ（おむつ数枚・おしりふき・おむつ替えシート・ゴミ袋）
・着替え（２セットくらい）
・ブランケット
・ガーゼ２、3枚
・母子手帳
・抱っこ紐
・スタイ２，3枚
・離乳食、スプーン、食事用スタイ
・ビニール袋（必須）
・飲み物（ストローマグなど）
・おやつ
・おもちゃ
離乳食が始まってくると一気に荷物が増えます！！
離乳食専用の入れ物、市販の離乳食パックやスプーン。これでバッグの中身を結構占領されます。
あと、ストローマグのお茶なども必要になってきますね。
また、食べ物で汚れやすくなるので汚れた服を入れるためのビニール袋は必須です。
これがなくて結構泣きそうになる時多々ありました（笑）
ちなみにお出かけ用のおしゃれ服を着ている時など、長袖タイプの食事用エプロンはとっても重宝しました。
＜生後6ヶ月〜12ヶ月頃＞
・除菌ウェットティッシュ・ゴミ袋（絶対に必要）
・調乳セット(ミルクの場合)
・授乳ケープ（母乳の場合）
・おむつポーチ（おむつ数枚・おしりふき・おむつ替えシート・ゴミ袋）
・着替え（２セットくらい）
・ブランケット
・ガーゼ２、3枚
・母子手帳
・抱っこ紐
・スタイ２，3枚
・離乳食
・飲み物（ストローマグなど）
・おやつ
・おもちゃ
そこまで荷物量は変わらないものの、それまでそんなに場所を取らなかったおもちゃや絵本に占領されるようになります。
そして離乳食の子が大半となってくるのでとにかくウェットティッシュが大活躍です。
ないとめちゃくちゃ困ります。。
というように、月齢によって差はあるものの、
マザーズバッグは大容量でないと困ることがお分かりいただけたかと思います。
次に、この大容量を最初リュックで対応していたのですが、その中でも買ってみて
使い勝手が良かったリュックを紹介します。
今まで試してみた、リュックブランド３つ
- マリメッコ BUDDY
はい。言わずと知れたキングオブマザーズバッグですよね。
機能的には悪くないです。チャックを全開にしてもダラーんとならないので使いやすいです。
ただし、さすがにアネロとマリメッコの２大巨頭。
被り率の高いこと。。
児童館などでは自分のものとわかるようにキーホルダーとかつけておくことをお勧めします（笑）
外で使用する前に近くのママ友と被っていることが分かったので、私は速攻メルカリで売ってしまいました。
- Patagonia ULTRALIGHT BLACK HOLE TOTE PACK
最近のアウトドア・またサスティナブームで、加速度的に人気が出ているパタゴニア。
このリュックもよく見るようになりました。
このリュックの優秀なところは、なんといっても軽さ・持ち運びやすさ。
クルクルっとエコバッグのように小さく畳むこともできるので、メインとしても旅行先での補助バッグとしても重宝します。
また、パパと兼用で使える点もGOODです。
- Herve Chapelier（エルベシャプリエ） バッグパック
トートかリュックか迷って結局トートを買ったので結局買わなかったけど、
リュック派のオシャレなママが持っているイメージのこのリュック。
先ほど述べた、カンペールのリュックがあるしなーと思って買いませんでしたが、これも個人的にはお勧めです。
- （番外編）CAMPER（カンペール）のリュック
マリメッコを辞めてかなり長い間使ったのはカンペールのリュックです。
現在廃盤となっているみたいで写真がありません。ごめんなさい。
※こちらは私が通勤リュックとして重宝しているリュックです。
13インチのPCを持ち歩いていますがカバーなしでも背中にクッションがあるので安心ですし、素材が柔らかく、リュックとしてもトートとしても持ちやすいです。
リュックの特徴（メリット・デメリット）
今までリュックはたくさん使ってきましたし、もちろんリュックの良さもあるのですが、
たくさんものを入れなくてはいけないマザーズバッグに限ってはトートバッグに賞杯が上がると考えています。
以下リュックのメリットとデメリットです。
メリット
・両手が空くので子供が走り回るようになってからは便利
・あんまりベビーカーを使わない・電車を使う人は両手が空くと便利
・両肩に均等に重さが分散されるので、長時間持っても疲れづらい
デメリット
・背負ったまま物を取り出すのは困難
・ベビーカーにかけると紐が下に垂れ下がって不衛生。転倒の要因にも
・オシャレな見た目のものが少ない、またたくさん量を入れるのでどうしても野暮ったくなる
・姿勢が悪くなりやすい
・夏は背中が本当に暑い
特に、
・好きなデザインのものを買っても、ものを入れる量が多いので野暮ったくなる
・夏時期の抱っこ紐＆リュックはかなり辛くて辛い
ことから、私はしばらくリュックを辞め、トートバッグに移行しました。
トートバッグに移行してみての感想を次から書いていきます。
トートバッグの特徴（メリット・デメリット）
リュックと比較した、トートバッグのメリット・デメリットについて見ていきます。
メリット
・どこに何があるか、一目で確認できる
・ものが取り出しやすい
・ベビーカーにかけても紐が垂れない←これ大事
・ショルダーバッグと2個持ちでも野暮ったく見えづらい
・見た目が一気に洗練される
・たくさん入れても野暮ったくは見えない
デメリット
・一つの肩または腕で持つことになるので重くなりすぎると片方に負担がかかる
・走ったりすると肩からずり下がりやすい
・ポケットが少ないバッグの場合、財布や携帯などが奥に埋まってしまう
以上あげたデメリットは解決できてしまうので、メリットの方が大きいと個人的には思います。
片側に負担がかかる問題は「片方に集中せず時間ごとに意識して両肩で背負う癖をつける」、
ベビーカーをよく使う場合であれば、ベビーカーにS字フックをつけてぶら下げれば自分で持たなくてOKです。
また、財布や携帯などよく取り出すママの荷物は、ミニショルダーバッグを別途持ってその中に入れておくのが便利です。
【厳選】お勧めのトートバッグブランド３つ
- Herve Chapelier （エルベシャプリエ）725C コーデュラ舟型トート（L）
上質で丈夫な素材感で、都会をベビーカーで歩いてもこれなら野暮ったさはありませんし、
汚れにも強く、毎日使っていても汚れたり、ボロくなりません。
また、流行り廃りのないデザインなので、マザーズバッグが必要なくなっても通勤バッグとしても使えます。
ハンドルが短く肩にかけることはできませんが、ベビーカーにかけた時に収まりがいいので、
お出かけはベビーカーという方にはお勧めです。
- ADIDAS BY STELLA MCCARTNEY BACKPACK GL5449（ステラマッカートニー）
アディダスコラボのステラマッカートニー。
これは肩掛けもできますし、ポケットもあるので便利です。
また、今後ヨガやジムに行く際も活躍すること間違いなしです。
また、リサイクル素材を使って作られている点も評価したいポイントです！
- STATE OF ESCAPE（ステートオブエスケープ） トートバッグ
ママだけど、オシャレにもこだわりながらバッグも選びたい！と思われる方でしたら、
私的ベストオブマザーズバッグは、これですね。
ロンハーマンやRHC、エストネーションなどのセレクトショップで売っていて
オシャレなママは必ず持っているイメージです。
これ、値段こそ高いのですがコスパいいんですよ。
愛しすぎているので次に詳しく書くので気になる方は見てください。
オシャレママに人気なステートオブエスケープのトートバッグ
実は子供が生まれる前からずっと気になっていて、
でもハイブランドでもないトートバッグに４万円かける勇気がなくてなかなか手を出せずにいました。
そんな時、ふとロンハーマンの店頭で好きなカラーに出会ってしまって、迷いに迷った結果購入しました。
もう3年ほど使っていますが、使ってみての感想書いてみます。
State of Escapeトートバッグのメリット
・意外と飽きのこないデザイン
・パパが持ってもサマになる
・汚れに強い。雨でもへっちゃら（ウェットスーツの素材らしい）
・汚れても洗濯機でジャブジャブ洗えちゃう（選択ネットがついている）
・軽い
・生地がしっかりしているので形が崩れない
・大容量なので旅行にも最適
・ハンドルも強い（船のロープに使われる素材らしい）
逆に、残念な点は…
State of Escapeトートバッグのデメリット
・ハンドルが細いので重さがあると肩に食い込む
・お値段が高い
でしょうか。
お値段は確かに高いですが、マザーズバッグ以外でも旅行や通勤バッグ、ジム用バッグとしても使えるので、
メリットを考えると正直コスパは悪くないです。
本当に便利ですしデザインもオシャレで飽きがこないので、これは買ってよかったです。
個人的にはあまり気になりませんが（ベビーカーにかけちゃうので）、
ハンドルに関しては、こういったカバーをされる方もいます。
まとめ
いかがだったでしょうか。マザーズバッグについて自らの失敗経験も含書いてきましたが
まとめると…
＜この記事のまとめ＞
・リュックは子どもが動き回るようになり、荷物が減ってからがお勧め
・荷物が多いベビー時期（１〜２歳くらいまで）はトートバッグの方が使い勝手がいい
・ママの貴重品はミニショルダーを別途持つ
・トートバッグは明らかにマザーズバッグの見た目のものはコスパ悪いのでその後別の用途で使えるものを選ぶ
・なかでもState of Escapeトートバッグはオシャレかつ実用面でコスパ強。
というところでしょうか。
皆さんのマザーズバッグ購入時のご参考にしていただけたら嬉しいです！
お読みいただきありがとうございました。
最後に番外編。
ベッドになるリュック。これすごくないですか？その発想はなかった！！
ポール？入ってるから絶対重いと思うけど。これこそ背中に背負ったらカチカチ山。
