育児と暮らし

【夫の育休取得について】我が家のケースとお勧め本の紹介。

ちよん

未就学児2人育児中の30代ゆとり世代会社員ワーママ。 子供だけじゃなく、ちゃんと自分が幸せになる将来のための「今」を綴るブログ。旅行、ヨガ、おしゃれ、お酒、本、ランニングが好き。

最近世間ででも少しずつ増えてきている男性育休。
最新のデータでも、全世帯の12%程度だとか。
公務員や一部の限られた企業で門戸が開かれているイメージですよね。

今回我が家では第二子が生まれるにあたって、夫も育休取得を検討してくれることになりました。
全然先進的な企業の勤め人ではない夫が勇気を振り絞って決断してくれたことをきっかけに、そのあたりの社会の逆風とか今後の課題とか考えるべきことがたくさんあるなと感じたので書いてます。

この記事では、我が家の紆余曲折と、私が見つけた夫の育休にまつわる大変よかった本の紹介をしています。

皆さんのご家庭や周りでパパが育休とるって方、いますか?

・夫にも育休を取ってもらいたいと思っている方
・自分も育休について考えている(夫さん側)方

に読んでいただけると嬉しいです。

私が夫にも育休取得をして欲しいと思った理由

最初に、今回夫にも育休を取得して欲しいと思った理由は以下です。

・前回3年前の育休中に、私がプチ産後うつになった
・実家は近いものの、高齢の祖母を抱えているので100%頼ることはできない
・自分一人で3歳児育児しながら新生児のお世話する自信がない

さらに世間的にも3年前に比べ、
・世間的にパパ育休を取得しやすくなってきているのでは?
と思い、今回夫には育休取得をお願いすることにしました。

(前提条件)
夫は典型的な日本的企業に所属、
コロナ禍以降自宅でリモート勤務。(1ヶ月1、2回程度出社することもあり)

夫の育休取得決心までの紆余曲折

妊娠が分かってまだまもない頃、今回は育休取得して欲しい旨を話してみると、

🤔「今はリモート勤務だし家で育児手伝いながら仕事も両立できると思うから、
特別育休を取る必要はないんじゃないかな。
そもそも男性で育休とっている人が周りにいないなー」
という反応でした。

その後何度かこの話はしましたが、
🙄「そうだね、確かに取れるに越したことはないよねー。考えてはみる。」
反対ではないものの、なかなか前向きになってもらえませんでした。

私の心の中:仕事部屋にこもってて何ができるんだよコラ😡

所属する会社も夫自体も私から見ると非常に保守的タイプなので、
申請する勇気ないだろうな。お願いはしていたものの、半分諦めてはいました。

ですが、28週ごろから、私が切迫早産で安静にしていなければならない期間が発生しました。
そのため、夫が保育園の送り迎えや家事をやってくれるようになってきていました。

実際自分の育児家事負担が増えてきた中で感じるものがあったのか、
先日ついに「やっぱり、育休を取ろうと思ってる」と自分から言ってきてくれました。
(ギリギリだけどな😹)

私から切望されていたこともあり前々から上司にはうっすら話していたらしいのですが、
会社の規定としても育休制度があり、個人の権利は拒否できないので上司からは、

👨🏻「引き継ぎは漏れなくできれば問題はないのではないか。わかんないけど。
ただ、会社でも前例はあまりないと思うから自分で色々調べてやってね。」
という反応。

上司のちょっと投げやりな言動を受け、

😵‍💫「育休、取れることにはなりそうなんだけど、
そもそも育休ってどうやって取得するの?期間はどのくらい必要?そもそも俺は育休を取って何をすればいい?」
と、初めてのことに夫は色々とイメージができない状態でした。

私もその時すでに夫の育休は半ば諦めていて全然情報見てなかったので、
男性育休と女性育休って申請方法が異なるのかすらわからず、情報を探していました。

男性育休の全てがつまったkindle本を見つけました

ネットを漁っていたら、
ワンコインで手軽に男性育休の現状を知ることができる良書を見つけました。
まず目先の問題はこれで解決できそう!と思ったのでご紹介します😸

育休取得者の失敗から学ぶ、知らないと損する「50のこと」: 男性育休サバイバルブック2021 男性育休シリーズ (パパ育ブックス) Kindle版

この本には、

第一章にて、パパが育休を取得する理由について
第二章にて、育休取得に向けた準備として大切なお金の知識(支給額、社会保険料免除やや税金面について)
第三章にて、制度面、お勧めの取得期間や有給との併用について、社内での根回しのコツ
第四章にて、実際に育休を取得するまでの準備(社内・家庭内引き継ぎのコツ)
第五章にて、育児休業の一般教養や「とるだけ育休」にならない方法

が、Q&A方式で丁寧にわかりやすく記されてます!

第一章の、「パパが育休を取得する最も大切な理由」に書かれている内容は
本書に何回も登場してくるのですが、妻側であれば一人目産後の記憶から
本当に納得の内容で、もっと社会に広がって欲しいなと思いました。

最低1ヶ月は産褥期の女性の「心身ともにボロボロの状態を支える」パートナーとして
パパの存在が必要なんです。😭
産褥期の女性を支えなかった時のリスク(具体的には産後うつ・産後クライシス)が
少し怖めに書いてあり、育休取らなきゃやばい!というマインドにさせて、
第二章以降で実際の育休を取得する前に絶対に知っておいた方がいいことが網羅的に書いてあります。

少し古いデータですが、
現在日本人で実際育休を取得した男性は8%弱
期間も8割が1,2週間だけ(2019年調べ)らしいです。

まだこんな状況なのか・・・
今はメジャーになってきてるのかな〜なんて思ってましたのでとても凹みました。

後ほど一番新しい数値を調べたところ、
※2020年度男性育休取得率:12.65%らしいです!(政府目標は13%)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6104a579e4b0f9b5a2338a6d

日本社会で男性育休を広めていくための効果的な方法って?

私が今所属する企業は、ベンチャー企業なので同年代の幼児子育て世代が多いためか、
上の人たちも考え方が柔軟な方が多く、男性育休についてもそんなに驚かれることはない環境でした。

もしかしたら逆に私の感覚が一般的な世間と離れていたんのかも、それを夫に押し付けてしまったのかもしれない、と
夫側の環境を理解してあげてなかった自分にも少し反省しました。

やっぱり日本の組織は同調圧力が強いから人がやってないことはやりづらいでですし、
少数派だから積極的に情報を取りに行こうとしないと少数派である夫側の育休の情報なんて入ってこないんですよね。

また、実際保守的な夫が動いたもう一つの原因は、
最近はコロナで会えてませんが、高校の時の親友が育休取得中という
会社こそ違いますが身近に事例があったからというのが一番大きいと思います。

だからもっと実際の経験者が積極的に発信をしていったり、
周りに情報共有していって、
男性育休が当たり前になっていくことが、地道ですが一番効果的な方法なんじゃないかなと思います。

これから夫に育休取得を考えてほしい方がいれば、
もちろん夫婦間の建設的な会話は必要ですが、
紹介したKindle本を夫とシェアしてあげるのも手だと思います!(本当は上司に読んで欲しい)

Kindleunlimiteに登録すれば、なんと無料で読めちゃいますよ!

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