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【おすすめ本】「40歳の壁」をスルッと超える人生戦略

ちよん

未就学児2人育児中の30代ゆとり世代会社員ワーママ。 子供だけじゃなく、ちゃんと自分が幸せになる将来のための「今」を綴るブログ。旅行、ヨガ、おしゃれ、お酒、本、ランニングが好き。

育休中に読み参考になった、おすすめキャリア本!

Voicyの人気パーソナリティのワーママはるさんこと尾石晴さん著書「40歳の壁をスルッと超える人生戦略」です。

はるさんご自身が外資系企業のフルタイム会社員からサバティカルタイム(取得目的を取らない休暇)を経てVoicyやnoteやヨガや商品開発、不動産など多くの個人業を試しながら形にしている方です。

少し先を進む先輩ワーママの生きはとっても参考になります。


この本は、はるさんが感じ、多くの人(特にワーママ)が感じるであるという「40歳の壁」についてや壁の乗り越え方が書かれた1冊になります。

このレビューでは、私の胸に刺さった、「40歳の壁」の正体と乗り越え方を書いた序盤の1〜3章をメインに振り返りながら書いています。
4,5章では具体的な壁の登り方(自分業の育て方)が書かれておりますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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第1章:「40歳の壁」の正体

職業も人生後半に入ってきて会社での天井も見えてくる40歳前後。
とはいえ人生100年時代とも言われ、まだまだ長い人生を生きなければいけない現代。

誰もがなんとなく不安を抱えていて、「私このままでいいの?」
自分の人生の意味ってなんだろう?

そんな哲学的な問いもちらついてくる年頃だったりします。
家事、育児、仕事であっという間に過ぎていく毎日で、立ち止まって考える暇もないのが現実なのですが。


でも、その「モヤモヤ感」こそ壁の正体。
そして壁への気づきは人生のターニングポイントになると、はるさんは著書の中でおっしゃっています。

このモヤモヤ感を我慢したり放置せず、サインとしてしっかりと受け取り、自分を見つめて必要なアクションを取ることができればが自分の人生、キャリアを主体的にデザインしていくことになり、そのうちに壁をスルッと越えることができるとおっしゃっています。


壁にぶつかる理由

でも、私たちはどうして40歳前後で壁にぶつかるのでしょうか。
Voicyでも「分解」が得意なはるさんは著書の中で壁にぶつかる理由の分解をしています。

壁にぶつかる理由①中年の危機

まずは「中年の危機」というやつです。(嫌なネーミングw)

有名な心理学者エリクソンの成長曲線に準えると、人間は新しい感覚や知識を得ることを軸に成長するピークを迎えるのが40歳だそうです。
40歳以降は、人生の終着点に向かった発達に変化していき、次の世代へバトンを渡し始める時期だと言います。
「得る」から「渡す」へ変わっていく時期なのです。

この、潮目の変化に戸惑う時期がちょうど40歳前後だということです。

また、社会的な変化も見逃せません。
戦後からしばらくは、学業→仕事→老後(→寿命)という3ステップの人生が定番のライフモデルでした。
決まった「正解」がある道をみんな一斉に目指していけばよかったので、自分の進む道を深く考えなくても済んでいました。


しかし、今は人生100年時代。
この3ステップで生きている人もいますが、ちょうど転換期にあり、このライフモデルが崩れ始めています。
65歳で定年したとしてもあと35年生きなければいけないので、人生をある程度自分でデザインしていかないといけません。

決まりきった人生を歩まなくてもよくなったとポジティブに捉えることもできます。

これから新しい道を選ぶことができる!という期待感、でも失敗して、今まで積み上げたものが消えてしまうかもしれないという不安感が入り混じった、なんともモヤモヤ感、そして「中年の危機」というWの壁が立ちはだかっている状態。



このモヤモヤを大体40歳±5歳で経験する人が多いと言います。

この壁を放置し生きていくか、早めにぶつかって乗り越える努力を始めるか。
はるさんは、早めにぶつかったほうが体力、知力もあり、選択肢も多いので、できるだけ早めにぶつかっておくことをおすすめしています。

確かに、65歳定年を迎える頃に、生き方や働き方をシフトするのってなかなか難易度が高そうですよね。
間違いなく若い方が新しいことを始めるリスクを取りやすいと思うので。

気づいた時が始めどき。私はまっすぐに壁にぶつかっていこうと思いました!(影響されやすい。)

壁にぶつかる理由②働き方の限界

長く会社で働いてきて、また2020年からはコロナ禍で働き方にも大きな変化が起こった昨今。
オフィスに行く頻度が減って家で仕事ができるようになったり、また毎日出社に戻ったりと、働き方が多様化してきています。
一定期間仕事に行けなくなった人も多いでしょう。
そんな中、自分がやっていた仕事に対し、

  • 社会的な意義があるのか
  • 実は不要なことばかりしていないか
  • 今後のキャリアにつながる仕事なのか(今の会社にいないと使えないスキルばかり得ていないか)

そんな疑問を投げかけてしまった人もいるのではないでしょうか。
このままでいいのかな?のモヤモヤ。
人生の後半戦こそ、主体的に幸せを感じることを追求してみたり、やりがいを起点に仕事を選んでみても良いのかもしれません。

壁の正体

さらにはるさんは「モヤモヤ」壁はいくつもの複雑なものから成り立っているため分解して一つずつ向き合う必要があるとおっしゃっています。

子育ての壁

40歳前後でぶち当たる子育ての壁=小一の壁
保育園から小学校へ上がると、子育てのケアの種類が「お世話」から「教育」に変わってきます。
お世話はシッターさんなど親以外でもできますが、小学生になると学業と心のフォローが必要になってくるので継続的に観察できる大人(多くは親)が行う必要があります。

正直、息子と関わる時間は保育園から帰ってきてから寝るまでの3時間くらいで、本当にたくさんのことを保育園に任せっきりでした。
小学生となるとそうはいきません。

また、働く親のための施設である保育園と違い、小学校は100%子供のための施設なため、親が働いていようと専業であろうと関係ありません。
平気で平日に親の集まりがあったりします。

また、多くの場合この頃には時短勤務もなくなっているので、フルタイムの仕事で疲れ切って帰ってきて子供の宿題、次の日の準備を見て、子供の話を聞いて。
まだ我が家は保育園ですが、これは無理があるなと容易に想像できます。

夫婦関係の壁

子育ての方針のずれや家事分担の不満、わざわざ言うまででもないけど小さな価値観のずれ。
この一つ一つは小さい石が積み重なったものが大きな違和感やずれとなり、壁になっていくと言うのです。
(恐ろしい。。)
日々忙しく子供の面倒に追われているとなかなか夫婦で話し合う時間もないし、ちょっと気になってもわざわざ伝えることってあんまりないんですよね。
ちょうどこの壁が可視化できるようになってきて、さぁ、どこから手をつけよう?状態になってきてしまうのが40歳前後とのこと。

まず、壁を作らないようにするのが一番ですが、すでに出来上がってきている壁を取り除きこれ以上石を高く積まないためには、
小さな石を放置せず、「緊急でない、重要なこと」に取り組む時間を作るといいとのことです。
例えば、

  • 理想の夫婦像(Mission,Vision,Value)を作成する
  • 月一で家族会議を開く
  • 「石」を言葉にしてみる
  • お互いの話をする

と書かれておりました。

我が家も、まずは月一の家族会議から取り入れてみようかな?と思っています。

家族会議については夫婦二人だけでもいいし子供を入れても面白いなと思っています。
同じくVoicyパーソナリティをやっているモンテッソーリ教師のあきえ先生も以前、家族会議には子供も参加させることで子供も家族を作っている一員という自覚が出て主体的になるし大人が気づかないような気づきをくれることもあるのでいいと言っていました。

石が積み上がりすぎないうちに、ちゃんとお互い向き合う。
我が家は、やりますよ!

第2章:40歳からの幸せをつくる「自分業」

壁の正体について散々掘り下げられました。
じゃあ、壁はどうやって乗り越えるのか?
については第2章以降でステップを踏みながら書かれています。

壁=どこか不安でモヤモヤしている状態

であることはよくわかりました。

じゃあ、乗り越える=幸せな状態であること。

みなさん、自分が幸せである状態って言語化できますか?
どうゆう状態からかけ離れているから今現在不安なんでしょうか?

これ、言語化できていない人めっちゃ多いと思うんです。(私も)

そんな中メディアやSNSでは将来が心配なワードばかりが飛び交っていますし、そんな不安を利用した商材も世の中溢れています。
つい、自分は本当はそんなに心配する必要のないことまで気にしてしまい必要のないものやことにお金を使ってしまったり。
自分のことがちゃんとわかっていないと、他人軸に流されてしまいかねません。

はるさんは、幸せな人生の土台を、以下の3つに分解しています。

  • お金(=自由な選択ができるためのもの。)
  • つながり(=人間にとって一番重要と言っても良い。)
  • 健康(=アタマとココロが元気であること。)

そしてこの3つを満たすためには、生涯現役で働くこと、仕事を辞めないことを推奨しています。

げ、一生働くの!?と思われる方、心配しないでください。
ここでいう仕事というのは、必ずしも「会社」というわけではありません。

はるさんは、お金・つながり・健康の3つを満たすことができ、やりがいを持って取り組める仕事、裁量権を持てる仕事=自分業を作ることを提案しています。

中には本業が自分業になる人もいるでしょうし(経営者とか、フリーランス、個人事業主で生活を支えられる人)、難しければ本業の他に副業や複業という形で、自分業を持つことができます。

このブログでも紹介した、転職2.0の考え方ともリンクしてきますが、仕事に合わせて人生を変えるのではなく、あくまでも自分の状態に合わせてキャリアをデザインしていくという考え方がとても重要です。

第3章:「40歳の壁」を乗り越える自分業の始め方

お金、つながり、健康を保てる自分業の始め方、見つけ方について、大事だと思った部分を抜粋します。
以下の方法を試して、自分行の種となるものを早めに見つけておきたいなと思います。

まず、人生の目的を言語化する

個人的にもここが最大のポイントだと思うのですが、多くの人はこの自分が幸せである状態をわかっていないと思います。
(私もわかっていない)

忙しい中でなかなか集中して自分に向き合う時間を作ることは難しいと思いますが、壁を乗り越えるためには、ちゃんと時間をとりたいものです。
自分の幸せを知るためにできることとして、以下が紹介されていました。

  • やりたいことリスト100
  • 偏愛(今までハマってきたこと)を書き出す
  • 身近な人に自分のことをインタビューする

もしかしたら普段日記を書く人は自分の思考が整理されていてすぐにパッと出てくるかもしれませんね!

金銭報酬以外を得ることを考える

まず、お金になるのか?を考えてしまうと、本当にやりたいことを見逃してしまうかもしれません。
最初のうちは本業でお金を稼ぎつつ、お金は継続できたその先についてくるものと割り切って行えるものがいいですね。

報酬はお金だけではありません。
金銭以外にも精神的報酬(楽しさ)だったり、信頼的報酬(社会的、人物的評価)、貢献的報酬(仲間の育成)だったり。

金銭的報酬だけを目当てした活動ってなかなか続かないと思います。(お金のためだけと思うと純粋に楽しくないですよね)

普段している仕事や自分が憧れる人の仕事で、金銭の報酬(いくらもらえるか)以外に、相手からどんな報酬を得ることができるか?
を考えて、自分だったらどんな報酬が欲しいか、その観点も大きなヒントとなりそうです。

アウトプットでハマる劇場・演目を見つける

自分業にしたい種が見つかったら、いろんな場所でアウトプットを試していきます。
自分を客観視できるし、自分では気づかない特性や強み、人からのフィードバックで盲点の窓が開く。

世の中にはハウツー本がたくさんありますが、「これが正解」というやり方は必ずしもなく、それぞれのケースによって様々だと思います。
ここならハマりそう!を色々試しながら、行動しながら絞っていく。
それにはある程度の量をこなすことは必須です。
量をこなすとストックができます。

もちろん市場がある場所。誰に届けたい情報なのか、そのためにはどこで届けられるのか。
ということはある程度意識しないといけないといけないですね。

「経費」から考える

初めて聞いた時、この発想は面白いな!と思ったのですが、自分が好きなこと(お金を使ってきたこと)は自分業のヒント、種になるという考え方です。
好きなことならすぐに金銭報酬が伴わない場合でも続けられます。


好きと仕事をうまく繋ぐことができれば、好きなことをしているのにそのための支出が経費できるので純粋に嬉しいですよね。
金銭的にも無理のない循環を生むことができます。

この本を読んで、私が一番重要だと思うこと


「自分」が幸せである状態を言語化しておくこと。
自分というものへの理解がめちゃくちゃ重要だと、今出ている様々な本を読んでも大抵このことに言及されている本が多いなと思います。

世の中が一斉に進む時代であれば個人が決めることってそんなに多くないので自己理解なんてそんなに必要じゃなかったんですよね。
でも今は変化の時代。旧世代の価値観が今の時代の流れに明らかに合わなくなってきていろんなところで制度疲労を起こしています。

世の中の流れが大きく変わっている中、人生の後半戦を見据えている私たちに、
「みんなの正解」は必要ない。

この著書でもはるさんが語ってくれています。
なるべく早く、「自分はどうありたいか」「自分はどうしたいのか」
をなるべく「日本人なら」「30代なら」「女性なら」「母なら」という社会のしがらみから解放してどれだけ自分の頭で考えられるのか。
これが最大のキーになると思っています。

そして、「バトンを渡す」観点でも。
そして私たちはもちろん、これからさらに急速に変わっていく世界を生きていく子どもたちへ、この考え方や生き方をどれだけ親の私が見せられるか。
やはり子が受ける親の影響って大きいと思うんです。
親自身が試行錯誤して人生を歩む姿を見せながら、時には一緒に考えながら生きていきたいな。と強く思いました。

私も自分業、長い目で育てていこうと思います。
みなさんはどんな自分業を育てますか?
健やかに、強かに、楽しく。一緒に頑張っていきたいですね!

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